Presentation&Interview #29

Interview株式会社田中工務店 インタビュー

• 地震に強く、体にやさしい家づくり。

  田中工務店が目指すのは、地震に強く、体にやさしい家づくりです。香川県でも、いつ大地震が起きるかわかりません。万が一に備えて、耐震等級３（最高ランク）の性能を持った、命を守れる家を標準仕様としています。地震で倒壊しない家をつくり、一人でも被害者を少なくしたいというのが私たちの願いなのです。また、天然の無垢材をはじめとする自然素材にもこだわっています。長く住み続けられる丈夫な家だからこそ、体にやさしい素材で作るべき。命と健康な暮らしを守る、これが田中工務店の家です。

  

• これからの時代の性能を手の届く範囲で。

  田中工務店の家づくりは、パッシブデザインを取り入れています。わかりやすく言えば、太陽や風など自然のエネルギーを上手に利用して、冬暖かく、夏涼しい暮らしを実現する家です。高断熱・高気密な外皮性能や、トリプルガラスなどの高品質な設備が必要ですが、これからの時代に求められる性能だと考えています。ですから、コストダウンの努力も忘れていません。自然エネルギーが足りないところは建材で補うなどの工夫で、性能を上げることとコストを下げることを両立させています。

  

• 受注する棟数を限定して家づくりに責任を持つ。

  最初から最後まで家づくりに責任を持ち、決してお施主さんを裏切らないことが田中工務店の信念です。細部まで目が行き届く範囲で施工できるようにするため、年間に受注する住宅を８棟までに限定しています。社員全員が建築士・施工管理技士の有資格者。ゆっくり時間をかけて、間違いのない施工を行っています。品質のよい木材と高い施工技術で建てられた家は、子どもや孫まで住み継げるほど丈夫です。何十年経っても「我が家が一番いい」と思ってもらえるように、全力を尽くしています。

  

• 30年後のコストを可能な限り抑える。

  家にかかるコストが「初期費用（建築費）＋維持費」だとすると、30年後のコストが可能な限り安くなるプランです。家の性能が高いので光熱費やメンテナンス費用が抑えられます。日射を効率よく取得するため、少し南西に振って建てますが、庭も広くとれて一石二鳥でした。家は、周りからの視線をカットしたシンプルな間取りの2階建て。家事の軽減を重視しており、洗濯は部屋干しを基本に考えています。1階の天井の中にエアコンを入れて、ファンで各部屋に送る仕組みが特長です。

  

Works株式会社田中工務店 作品実例