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Labo.Web Magazine#09

Hayato Kubo

私の家づくり作法

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私の家づくり作法

創芸 / 久保 勇人

分譲地
  • 暮らし
  • 設計
  • 土地

信頼関係の構築

家づくりは、図面を通し時間を掛けて対話を行う様にしています。そこで、生活のスタイルや、趣味、様々な嗜好、時間の使い方等をお聞きしながら共通認識を高めます。そして、それをプランニングに反映して暮らし易い家づくりを目指します。また、住宅設計が進み現場に入っても、対話を通して暮らし発見を進めて行きます。そして、現場での不測の事態が起きた時にも、パニックにならず信頼関係を保ち、一緒に考えて敏速な対応が出来る様にしています。

周辺環境と建築

建築は、建てられる場所により、様々な環境事象に左右されます。海の近い場合は、強い風、地盤、塩害に対応するため素材・設備機器等の対応が必要になります。また、山に近く木々多い場合は、通風や採光の他に、屋根での落ち葉や、積雪についての対応が必要になります。住宅計画を行うにあたり、フィールドワークを行い、周辺調査を行います。そこでは、色々な建築に関連する素敵な発見があります。そして、近隣の町並みにも環境的・デザイン的な配慮を行って、周辺環境と連続性を持つ「てらいのない」住宅計画を行います。

建築の骨組みと力

環境の変化により、気候変動が起こり大雨・台風が増え、プレート移動の活性化により、地震が活発化います。建築に携わるものとして、命を守る建物をつくる事は、大切な事です。
弊社では、木造・鉄骨造・コンクリート造・それらの混構造の多様な構造に取り組んでいます。
力が上から下にスムーズに伝わる事、また、地震や、台風で横からの力がかかった時に十分な壁量を
バランス良く確保して、強い骨組みを持つ構造計画を行っています。

室内の建築環境

住宅計画を行う時には、自然の力を生かして、通風・採光に配慮して計画を行っています。また、プライバシー等の要因で、光や風の取れ入れが、難しい場所には、格子を用いて取り入れて快適な室内環境を実現する様にしています。断熱に関しては、通気工法を利用して屋根・壁体内結露に考慮し、家に合わせた効率の良い断熱計画を行っています。室内気温が安定しており、夏は涼しく、冬は暖かく、耐久性の高い家づくりを目指しています。

美しく住む

住宅には、エアコンや、エコ給湯器等の機械設備が出てきます。機械設備を纏めて見えづらい場所
に設置する様にしています。住宅の表と裏を意識した建築計画を行う様にしています。そうすることで、美しく住まう事が出来ると考えています。

住宅に合わせた家具

私は、建築設計事務所と家具工房の仕事をしています。父親が家具の仕事をしていた事もあり、
この様なスタイルで仕事をしています。どうしても既成品が合わない場合や、キーポイントとなる家具について、住宅に合わせた造作家具を20年以上の自然乾燥を行った木材を中心にご提案を行っています。

家づくりへの参加

お客様の家づくりへの参加は、積極的に行っています。家づくりへの参加は、住み続ける事で、発生するメンテナンスの一部を自分たちで行う事が出来ます。塗装工事や、簡易な仕上げ左官工事、木製デッキ等の大工工事がそれに当たると思います。ⅮⅠYで行える事と、そうではなくプロの職工が行う事を整理して、工務店様のサポートの下で家づくりの現場に参加して頂いています。参加して頂く事で、住宅への愛着が出てきます。

Profile

Hayato Kubo 創芸 久保 勇人

1963年香川県高松市生まれ。
1983年日本大学芸術学部美術学科住空間デザインコース卒業。
T&Oスタジオ、(株)いるか設計集団勤務を経て、
2015年(株)創芸代表取締役に就任。現在に至る。

[所在地]高松市林町76-32
TEL. 087-869-8815

[受賞歴・その他]2001年「高瀬の家」香川県建築士会 西讃支部長賞
2012年「瀬戸内 海の駅」香川県建築士会第27回建築設計競技 銀賞
2013年「HANAシリーズ 盛器」日本漆器組合連合会理事長賞(デザイン)
2015年「牟礼の家」香川県建築士会 優秀作品賞
2010・2013・2016・2019年漆の家プロジェクト」瀬戸内国際芸術祭参加 
2019年「鬼無庭園美術館」高松市美しいまちづくり賞 建築部門
2019年「高原水車 復元保存」高松市美しいまちづくり賞 活動部門

From1st. Labo. ACCESS.

株式会社フロムファースト・ラボ

〒761-8071香川県高松市伏石町2130番地5
アシスト1ビル1F
営業時間10:00〜17:00 /水曜定休

TEL.087-816-1117